ROAD & TRIP

旅とロードバイクの生活を綴っています。

メリダ REACTO 400

メリダのアルミエアロロード「リアクト 400」をトライアスロン用のバイク機材として選びました。

 
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10月からデリバリーが開始された2016年モデル
 
2016年モデルになりカラーリングがカッコ良くなりました。
 
ランプレ チーム レプリカ
 
ランプレのピンク?紫?が入っています。
 
なぜリアクト400を選んだかと言うと
 
まずはお値段(笑)
 
実売価格は14万円位とエントリーロードの価格。
 
あとは試乗して加速の良さに驚いたのと、エアロロードだという事。
価格からはビックリする位によく走ります。
 
ドラフティング禁止のトライアスロンでは少しでも空力が良い方が楽なので、エアロロード。
 
空力効果なんて分からないよと言われますが、そこは気分で(笑)
 
でもアベレージ35㎞以上で走るオリンピックディスタンスのバイクパートでは多少の効果はあるんじゃないかな?
 
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では詳細を見ていきましょう。
 
重量は最初の完成車の状態で9.2㎏とヘビー級。。
平地専用マシンかな?
 
主な原因はコイツ
 
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タイヤとホイールが重い!!
 
特にタイヤはショボい物が付いています。
真っ先にコストカットの犠牲になる部分ですね。
 
コンポは105がベースですが、ブレーキはメリダのオリジナル、クランクはFSAのゴッサマーとお決まりのコストカット。
 
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シートポストはカーボンですが、調整は独特です。
 
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まぁ、慣れればそんなに気にならないでしょう。一度位置決めをしてしまえば頻繁にイジる部分でもないし。
 
フロントフォークもカーボンです。
 
メリダの塗装のレベルは高いですね。ここは意外だった部分です。
 
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サドルは非常に安っぽい(笑)
オモチャみたいで、デザインもヒドイ。。
ちょっとあり得ないセンスです。
 
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ここは交換したいな。  
見た目のショボさも気になりますが、DHポジションで前乗りすると、股間が非常に痛いので。
 
 
マイナス点も多く書きましたが、それらは価格から想定内です。
サドル、ホイール等は最初から交換予定だったので気にしません。
 
 
このリアクト400、そのままでも意外によく走りますが、ホイール、タイヤを交換するとかなり良くなります。
 
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手持ちの「Kクラフト」のカーボンホイールとTUFOのチューブラータイヤへ交換してみました。
 
 
 
これだけで重量は、9.2㎏から一気に8.3㎏になりました。
どんだけ最初のタイヤ、ホイールは重いんだ?(笑)

ホイール重量を計ったら2.3㎏もありました。。
 
重過ぎでしょ!
 
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剛性は攻撃的な見た目よりはガチガチではなく、僕には丁度良い感じ。
加速もなかなか良いし、速度維持も楽なので意外にもロングライドでも使えそうです。
 
乗り心地はいかにもアルミで衝撃はそれなりにきますが。。
 
かなり気に入りました。
買って大正解。
 
同じアルミバイクで比較するとオールマイティーなCAAD10に対し、一芸に秀でたリアクトと当初はイメージしていたのですが、意外にもヒルクライム以外は使えるバイクです。
 
ヒルクライムも意外に登れるというインプレ記事がありましたが、本当かな?
 
ここはちょっと疑ってます。
 
メリダはネームバリューの低さが1番の弱点だと思いますが、気にならない人には本当にお買い得なバイク。

名より実を取る人にとっては最高のチョイスかも。

 
ロードバイクを始めた時は僕もやはりブランドイメージ重視でした。
それはある意味当たり前で、自分で評価なんて出来なかったから。
 
少しだけ知恵がついた今だからこそ、その良さが分かる。
 
メリダってメーカー
 
センスはないけど、実力は相当なもんです。
 
さすがジャイアントに次ぐ世界2位はダテじゃない。

因みにカーボンのリアクト4000でも重量は200g位しか変わりませんよ。