お別れは辛いもの 巣立ったロードバイク
今年は2台のロードバイクがうちにやって来て、3台のロードバイクが巣立っていきました。
まず、コルナゴ C40
言わずと知れた名車
プロロードレースで連勝記録を持ち、その存在は伝説になっています。
カンパニョーロのコーラスは操作感が素晴らしかった。
アート デコールのペイントでコルナゴの世界全開。
走りは勿論、所有欲を満たしてくれるバイクでした。
本領を発揮するのは35㎞以上から。
「もっと踏めるだろ!」と言われてるみたいだった。
カーボンなのにまるでクロモリのように細いフレームは美しかったな。
ロードバイクの奥深さを教えてくれたバイクでしたね。
続いて同じくコルナゴのテクノス
クロモリではなく、ニバクローム
重いフレームでしたが、コルナゴらしく踏めば踏むほどに本気の顔を見せます。
本気で走れば速いバイク。
チンタラ走ってもその良さは理解できません。
コルナゴって本気で踏まないと別のバイクみたい。
1990年代のバイクですが、ペイントのレベルはダントツで1番です。
濡れた飴のようなペイントで、飾っておくだけで様になるバイク。
サイズが合わなかったのが残念でした。
未だにこれを超える美しいバイクに出会ってません。
最後はキャノンデールのCAAD10
年末で友人の元に巣立っていきます。
ロードバイクの基本はこのバイクから教えてもらった気がします。
身の丈に合っていて、相棒と呼べる存在でした。
アルミバイクだけど、意外にもロングライドが得意でした。
僕の脚力、使い方に1番合っていました。
ロードバイクを初めてロードバイクらしく走らせる事ができたバイクだった気がします。
しまなみ海道を走ったり
ホノルルセンチュリーライドを完走したり
思い出が詰まったバイク。
旅にはいつもCAAD10が側にいた。
コルナゴ等のイタリアンバイクと違って色気や芸術性はないけど、不思議な魅力をもってましたね。
アメリカンなバイクに惹かれるなんて意外でした。
寂しいな。