カンパニョーロ アテナの操作感
オルベア オルカに取付けたカンパニョーロ アテナのコンポーネント
その操作感はどんな感じなのか?
簡単にインプレを
カンパニョーロのグレード構成は上からスーパーレコード→レコード→コーラス→アテナ→ヴェローチェとなっています。
以前はアテナとヴェローチェの間にケンタウルがありましたが、現在はありません。
トップモデルのスーパーレコードからアテナまでが11速になります。
僕はレコードとコーラスを以前使っていましたが、今回のアテナはどんな感じなのか?
結論から言ってしまうと、変速スピードも操作感もレコードやコーラスとほとんど変わらない。
カンパニョーロは上位グレードのテクニカルソリューションを下位モデルまでほとんど共通で使用しているので、違うのはほぼ重量だけなのです。
ここがシマノとは全く違う所で思想の違いとも言えます。
だからカンパニョーロは基本的に全てがレーシングスペックと言われるのでしょう。
プロチームでもスーパーレコードやレコードではなく、耐久性を重視してコーラスを使っていたりしますからね。
特にフロントディレイラーはコーラスにする事が多いですね。
よくシマノのグレードと比較してアテナは105相当等と言われたりしますが、カンパのグレード差は重量差なのであまり意味のない比較になるのです。
今回アテナを使ってみて、改めてその事を実感しました。
エルゴパワーのブラケットの握り心地、ブレーキのフィーリングはシマノに勝ります。
でも僕はどちらが好みかと聞かれたらカンパかな。
電動アルテグラも使っていて、その変速スピードとスムーズさには驚きますが、そこは如何にも機械っぽくて味気なく感じてしまう。
飽きます。
カンパにはやはり味があります。
意味もなくカチカチと変速してしまう。変速がかなり気持ち良い。
ホイールにも同じ事を感じます。
カンパのホイールはスペック以外にも味、魅力があります。
機械としての優秀性は日本製品だけど、官能性能はイタリア人にまだまだ敵わないのかな。
趣味で乗るにはフィーリングって大事なんです。