GIOSのフェニーチェ
ずっと福岡出張でブログも書けずにいました。。
前回ジオスのクロモリロードについて書きましたが、本日そのGIOSの最廉価クロモリのフェニーチェが届きました。
僕のじゃないけど。
ホイールやシートポスト、ハンドル等が外された7分組み位の状態で到着したので、組み上げます。
通販で購入なので、組み上げるために僕の家に配達されました。
僕は自転車屋じゃないんだけど(笑)
ブレーキ調整とかもされていなかったので、各部を調整します。
通販は確かに安いけど、自分である程度、整備メンテが出来る人以外はショップで買いましょう。
パープルですが、光の加減によりピンクっぽく見えますね。
良い色で僕は好きだなぁ。
単純に見た目がカッコ良いし、雰囲気あります。
ちょっと試運転を兼ねて職場まで乗っていきました。
ホイールはシマノの鉄ゲタのR500
これは重いです。。
タイヤはヴィットリアのザフィーロ
安い完成車の定番ですね。
これまた転がり抵抗を感じるタイヤ
僕はザフィーロは苦手。
ホイールもタイヤも耐久性はあるけど、軽快感は完全にスポイルされてます。
コンポはクラリス。。
ティアグラの下のSORAのまた下のグレードのコンポ
8速しかありません(笑)
クラリスは初体験。
でもね、クラリスは予想以上に良くてビックリしました。
普段乗りにはこれで良いかもって思う位。
流石シマノですね。重いけど、変速に大きな不満は感じないです。
今回1番驚いたのはクラリスかも。
最初はすぐに105辺りに替えた方がいいでしょと思っていましたが、ポタリングやロングライド位ならこれで充分です。
リアは30Tが付いているので、坂も大丈夫。
重いけどね(笑)
ただし、テクトロのブレーキは効かない。
ここだけはすぐにシマノに替えた方がいいと思います。
ブレーキってシンプルな構造なはずなのに、何故シマノとサードパーティの製品でこんなに差が出るのか不思議なんですよね。
やはり細身のクロモリのシルエットは美しいです。
そして、廉価版なのに乗るとやはり楽しい。
速く走るバイクではないですが、景色を楽しみながら、ソコソコのペースで淡々と走ってると、良いなぁ〜って感じます。
ジオスのマークもシールではなくバッジで雰囲気あります。
完成車重量は10.2kgとかなり重いですが、走るとそこまでの重量は感じないですよ。
漕ぎ出しはちょっと重さを感じるけれど、走り出せば大丈夫。
重さが安定感に繋がる感じ。
ちょっとホイールをカンパニョーロのゾンダに替えてみます。
僕のゾンダはカンパフリーなので、フリーボディをシマノ用に交換します。
ちょっと面倒臭いけど。
サドルはジオスの刺繍が入ってい意外に高級感がありますが、これまた重い
335gもあります。
これを185gの軽量なサンマルコのコンコールレーシングに交換してみます。
ホイール、タイヤ、サドルを交換しただけで
9.7kg
これはペダルやボトルゲージ込みなので9.5kg位になりました。
トータル700gの軽量化
ホイール、タイヤ、サドルを交換して改めて走ってみると。
やはり違う!
安定感は残しながら、スムーズさ、軽快感が増します。
クロモリにカンパニョーロのゾンダが似合うかどうかは別として、走りは2ランク位上がった感じになります。
やはりホイールとタイヤは効果ありますね。
これなら自分のバイクにしてもいいかなと思う位のレベル。
鋭い人はステムの角度が最初の写真から変わっている事に気付いているかもしれません。
最初はこんなに上向きなので、ステムを上下逆にします。
カッコ良くなりました!
ステレオタイプみたいでイヤなんだけど、やはりクロモリは全般的に乗り心地が優しい。
カーボンは衝撃を吸収する感じだけど、クロモリはフレーム全体でしなり、衝撃を逃す感じで、僕はこの感覚が好き。
最近は最初からカーボンって人も多いけど、こんな優しいクロモリバイクで乗り始めたら、より楽しさを感じるような気がします。
特に年輩の方には雰囲気も合わせてフィットしますよね。
以前なら10万円以下のロードバイクってロードバイクの形しただけの自転車って感じで、酷い物もありましたけど、最近はこの価格帯でもしっかりロードバイクです。
安いバイクをベースにパーツをグレードアップしていくと、効果がすぐ体感できる分、楽しいんですよね。
自分でコツコツ仕上げていくって面白いのです。
僕のバイクじゃないけど(笑)