TOKEN C55Aというカーボンクリンチャー
皆さんの中でのトーケンのイメージは?
BB等のベアリング
こんな感じでしょうか?
ロードバイクの人達の認知度は低く、トーケン?なんて知らない人も多いかもしれません。
トーケンは台湾の総合自転車用品メーカーです。トライアスロンの世界では有名ですけどね。
特徴はやはり、BB等のベアリング系が強く、リーズナブル。
そんなトーケンのC55Aというカーボンクリンチャーホイールになります。
ネットでもインプレはほぼ皆無。。
それなら僕の出番かな?(笑)
マイナーな掘り出し物を紹介するのが、このblogのテーマの一つですから!
クリンチャー用なので重量は1765gあります。
55㎜のディープリムなのでバルブエクステンションを付けないといけませんね。
因みにチューブはバルブコアが外れるタイプと外れないタイプがあるので注意が必要です。
シュワルベのチューブはバルブコアが外れるタイプなので、こちらを使います。
バルブコアを外し
青いのがバルブエクステンション
パナレーサーの物です。
バルブエクステンションは今回使った中継ぎタイプやその他複数の種類がありますが、説明が大変なのでその辺は今回は割愛(笑)
バルブコアを装着!
タイヤは久しぶりのコンチネンタル グランプリ4000 SⅡ
大好きなタイヤですが、ご存知の通りこのタイヤは本当に嵌め難い。。
指が痛くなります。
因みに流行りの25Cではなく23C
コンチネンタルのグランプリ4000は23Cと言っても実測24㎜あるんです。
このタイヤは回転方向指定があり、これがまた小さくて見難いのです。
見えないっつーの。話が逸れました。
アルミの格安バイクであります。完成車で9.3㎏もあります。。
これが不思議と良く走るバイク。
DHバーも付いていて、さらに1765gの重いディープホイール。
走るのか?
これがまた良く走ります。
それでは肝心なTOKENホイールのインプレです。
第一印象はイメージと異なり、優しい乗り心地。
路面の衝撃をほとんど感じません。
イメージではガツンとくるかなと思っていましたが、正反対でした。
ハブの回転の滑らかさは、スムーズさで定評のあるカンパニョーロのBORA ONE以上。
やはりセラミックベアリングだからでしょうか。
スーっと滑らかに回ります。
これは僕が今まで所有した事のあるホイールの中でダントツ。
流石、ベアリングに定評のあるメーカーと言ったところ
走行感はBORA ONEが軽くパリっとした感覚なのに対し、トーケンはシットリとした感覚。
ハブのイメージからそう感じるのか、リムが原因なのかは分かりません。
お煎餅を手でクルクル回すのと、どら焼を手でクルクル回す違い。分からないですよね(笑)
でも、そんな感じなんですよ。
そう聞くと剛性が低そうな感じですが、不思議とそうでもないのです。
瞬間的な加速よりは一定の速度で巡行する方が間違いなく得意ですが。
正にトライアスロン向きなホイールでした。
速度を上げた後は維持するのがかなり楽。
出足以外では重量の重さはほとんど感じない。
このホイール、僕はかなり好きです。
走っていると気持ち良いんですよ。
一度走って家に帰った後、また走りたくなって、もう一度走りに行っちゃった位。
決して万人にオススメ出来るようなホイールではありません。好き嫌いがはっきりと分かれると思いますね。
人と被らないのが好きな人に!
こんなマニアックなblogを誰が読むんだろ?っていつも思うんだけど、1日に1000人位の方が読んでくれています。
本当にありがとうございます(^o^)/